聖火リレーは中国政府によって大々的に宣伝されており、中国政府のチャーター機で到着した聖火のまわりには数百人もの小学生らが中国国旗とオリンピック旗を掲げて迎えていた。
聖火リレー出発地となる天安門広場では220人の外国人ジャーナリスト含む5千人もの人々が集まった。観衆の座席はすべて明るい赤色で統一された。天安門広場での歓迎式典では胡錦濤国家主席も出席し、聖火リレー開始宣言がなされた。
中国政府当局もここ数日は北京周辺に厳重警戒体制を敷いており、天安門広場の地下鉄駅の一つは閉鎖、その他の駅入り口にも数十人の警官が配備されている。聖火は北京に一日留まって後、来月1日からカザフスタンを始めとする20か国を通過し、再び北京に帰還する。
北京オリンピックは中国の高まる経済力、政治力を示すためにも恰好のイベントとなるとして中国政府が力を入れて取り組んでいるが、一方でチベット問題などで中国政府による人権問題を主張する人権活動家の活動も激しく行われている。またスーダンやイスラム国家との関係性にも人権団体などから疑問の声があげられている。